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MacでWindows11のインストールUSBを作成する

ISOデータをダウンロード

Windows公式のダウンロードページから、「Windows 11 ディスク イメージ (ISO)」をダウンロードします。

ダウンロード先はおそらくどこでも大丈夫ですが、私は普通にダウンロードに保存しました。

USBを接続

次に、MacにUSBを接続します。容量は8GB以上がいいそう。

ちょうど8GBのUSBを持っていたのでそちらを接続しました。

ターミナルで実行

USBを接続できたら、ターミナルを起動します。

アプリケーションのユーティリティフォルダにターミナル.appがあります。

ディスクの確認

まずは、USBのディスクを確認します。以下を実行。

diskutil list

すると、ずらりと/dev/disk〜といったような一覧が現れます。ここで、USBを探します。

/dev/disk0 (internal):
   #:                       TYPE NAME                    SIZE       IDENTIFIER
   0:      GUID_partition_scheme                         1.0 TB     disk0
   1:             Apple_APFS_ISC ⁨⁩                        524.3 MB   disk0s1
   2:                 Apple_APFS ⁨Container disk3⁩         994.7 GB   disk0s2
   3:        Apple_APFS_Recovery ⁨⁩                        5.4 GB     disk0s3

/dev/disk3 (synthesized):
   #:                       TYPE NAME                    SIZE       IDENTIFIER
   0:      APFS Container Scheme -                      +994.7 GB   disk3
                                 Physical Store disk0s2
   1:                APFS Volume ⁨Macintosh HD⁩            15.4 GB    disk3s1
   2:              APFS Snapshot ⁨com.apple.os.update-...⁩ 15.4 GB    disk3s1s1
   3:                APFS Volume ⁨Preboot⁩                 490.9 MB   disk3s2
   4:                APFS Volume ⁨Recovery⁩                827.2 MB   disk3s3
   5:                APFS Volume ⁨Data⁩                    447.2 GB   disk3s5
   6:                APFS Volume ⁨VM⁩                      2.1 GB     disk3s6

/dev/disk5 (external, physical):
   #:                       TYPE NAME                    SIZE       IDENTIFIER
   0:                            CCCOMA_X64FRE_JA-JP... *7.7 GB     disk5

私のUSBは8GBなので…7.7GBという/dev/disk5がUSBですね。

ディスクの初期化

次に、ディスクを初期化します。

元からUSBに入っているデータは消えますので注意です。

私はdisk5を初期化したいので、以下のように実行しました。

diskutil eraseDisk MS-DOS WIN11 /dev/diskN

diskNの部分を自分のUSBディスク番号、今回の場合はdisk5。違うディスクを初期化してしまわないように要注意です。

WIN11の部分は、ディスクの名前になります。好きな名前でOK。

マウント解除

ISOファイルをコピーする前に、USBのマウントを解除しておきます。

diskutil unmountDisk /dev/diskN

ISOファイルをコピー

次に、ISOファイルをディスクにコピーします。私はここでハマりました…

sudo dd if=/Users/username/Downloads/Win11_22H2_Japanese_x64v1.iso of=/dev/diskN bs=

if=の後に続く、ファイルパスの部分。./ファイル名で指定ているブログばかりで、そんな場所にそんなファイルないよって言われてしまいました。このパスで私は行けました!

このコピーは結構時間がかかりました。コマンドを打ち込んでも何も表示されないけど、安心してください。USBのライトはピコピコ光ってました。

完了すると、以下のような表示が出ました。

5230+1 records in
5230+1 records out
5484986368 bytes transferred in 1062.882072 secs (5160484 bytes/sec)

USBの取り出し

コピーが完了したら、安全にUSBを取り出します。

diskutil eject /dev/diskN

これで、完了です!

参考

MacでLinuxのISOファイルをUSBフラッシュメモリに書き込む – もちゅろぐ