ここでは、Hugoでローカルサーバーを建てる際に使える便利なオプションをご紹介します!
ローカルサーバーの基本コマンド
まずはオプションなしの基本のコマンドです。
hugo server
サイトのフォルダ直下でこのコマンドを打てば、ローカルサーバーを起動することができます。記事などのファイルの変更を保存すると、自動的に再読込され変更が反映されます。サーバーの停止はCtrl+Cです。
起動したサーバーにはhttp://localhost:1313/でアクセスすることができます。このURLはブックマークしておくと毎回の作業ですぐにアクセスできるのでおすすめです。
オプションをつける
hugo server オプション
サーバーコマンドの後ろに半角スペースで以下に紹介するようなオプションを付けることで、オプションを有効にしてサーバーを建てることができます。
以下によく使うオプションを紹介します。
下書きの記事を表示する
hugo server -D
未来の記事を表示する
hugo server -F
キャッシュを無視する
hugo server --ignoreCache
ファイルの変更後、Hugoのローカルサーバーは自動的に再読み込みされますが、キャッシュは保持されます。そのため、デザインの変更などキャッシュを無視して再読込したい場合はこのオプションが有効です。
オプションの組み合わせ
オプションは半角スペースで並べることで、複数を組み合わせることもできます。以下に使いやすい組み合わせをご紹介します!
記事作成におすすめ
hugo server -D -F
下書きの記事と未来の記事を表示できるので、記事のプレビューにおすすめです。
サイトデザイン時におすすめ
hugo server -D -F --ignoreCache
CSSを変更した時、キャッシュが残っていることで変更がうまく反映されないことがあります。そこで、キャッシュを無視することでサイトのデサインの変更がスムーズに行えます。
公式ドキュメント
この他にもHugoには様々なサーバーオプションが用意されています。オプションについての詳しい説明や、オプションの一覧はHugoの公式ドキュメントの「hugo server」をご参照くださいね!